弊社製品を廃棄する場合は基本的に産業廃棄物となります。お住まいの地域の産業廃棄物処理業者様などにご相談の上、廃棄してください。液体物では受け入れていただけない場合もございますので、その場合には固化剤のEGロックをご使用ください。
壁紙の種類や接着剤の塗布量、養生方法等の影響が考えられます。夏期、糊付け後の養生時間が長くなる場合(翌日施工)等では、接着剤の塗布量がやや多めとなるよう糊付機で糊厚を微調整いただき養生方法にも十分留意ください。
化学物質過敏症やアレルギーへの対応に特化した壁紙用接着剤の取り扱いはございませんが、当社の壁紙用接着剤はホルムアルデヒドやトルエンなど、厚生労働省がシックハウス症候群の原因となる可能性があるとして指針値を定めている13物質を使用しておりません。
壁紙の種類(特殊壁紙)や施工環境等により、クロス糊(希釈タイプ)の接着補強として「プラゾールSS」を混ぜて使用することがあります。この際、クロス糊の希釈水量は少なめにする等にご注意ください。詳細は「プラゾールSS」技術資料をご参照ください。
壁紙の種類(織物、紙)やエンボス状況によっては、乾いたクロス糊の除去が困難な場合もあります。塩ビクロス等で乾いた糊を除去する場合は、マイクロファイバータオル等にぬるま湯を含ませ、糊の拭き取りを試してください。
壁紙を既存内装材に直接施工されることは、目透き・剥がれ・フクレ等の不具合が発生する懸念がありお勧めできません。既存内装材の種類や状況に応じて適切な下地処理を行ってから壁紙施工してください。詳しくは当社HPの壁紙施工要領→リフォーム下地への壁紙施工を参照ください。
保管方法や環境、希釈水の水質(雑菌混入)等の影響から一概には言えません。希釈水は清水を使用し、希釈した糊はできるだけ使い切るようにしてください。余った時は容器のフタをしっかり閉め密封して保管ください。
特殊壁紙用接着剤「ダイレクトUP」原液を下地側に塗布(向う糊)し、掲示板クロスを貼り付けてください。掲示板クロスのメーカー仕様もご確認願います。
当社クロス糊には、全て防カビ剤が入っています。防かび性能は、JIS A6922(壁紙施工用でん粉系接着剤)に規定の「かび抵抗性」品質基準を満たしています。
テレビCMを行っていた「ルーアマイルド」をお勧めしています。なお、「ルーアマイルド」以外の弊社壁紙用接着剤においても、ホルムアルデヒドなど厚生労働省より室内濃度指針値が提示されている化学物質を検出しませんので、安心してご使用いただけます。
化粧塩ビフィルムの種類・状態によっては重ね貼りが困難な場合がありますので事前チェックが必要です。事前のチェック方法や施工方法については、弊社HPの壁紙施工要領→リフォーム下地への壁紙施工→プリント合板・プラスチック系下地を参照ください。
一般的には、非吸水性下地用接着剤「プラゾールSS」原液を下地側クロスに塗布し乾燥させる、捨て糊を行います。他の施工法として、下張り紙「Newコアシート」を専用接着剤「タフタ」で施工するコアシート張り工法もあります。
金属板用防サビ型接着剤「プラゾール503S」原液を下地側に塗布し、乾燥させてください(捨て糊)。但し、すでに発錆している場合は、錆を完全に落とし防錆塗料を塗布してから施工してください。
水性ペンキ面は「シーアップ」原液塗布、油性ペンキ面は「プラゾールSS」原液の捨て糊になります。どちらか判らない場合は水をかけ、はじくものは油性ペンキと考え施工してください。
発かびしたクロスを剥がした後、「NEWマスティーカビトリ」にて下地を殺菌・漂白してください。カビの再発防止のため、下地に「マスティーS・8」を塗布、希釈タイプのクロス糊に「NEWパワーマスティー」を混合し施工してください。詳しくは各商品の技術資料、「施工方法を知る」をご参照ください。
下地の色違いによるクロス色映り防止や織物クロス施工でのパテ面変色防止には、着色シーラー「カラーシーラームヘン(白)」をお勧めしています。
「シーラー100+」は木下地のアク止めに効果はありますが、ヤニに対する効果はございません。その他、ヤニやにおいを止める商品は取り扱っておりません。
木下地のアク止めには、「シーラー100+」をお勧めしています。さらにアク止め効果の高い施工法として「アク止めコアシート」を下地に貼る方法もあります。
残った裏紙も極力、除去いただくようお願いしております。剥離後の不陸調整は、「水性リフォームパテW」にてパテ処理いただくと壁紙施工後のフクレが生じにくくなります。なお、防火壁装工事では裏紙を完全に除去してください。
クロス糊拭き取り剤「粉末アドキュット」を使うと拭き取りやすくなります。また、「素顔がキレイ・二代目」や「CoRe一番」を併用するとさらに拭き取り効果が上がりお勧めです。
シーラー効果のある練りパテ「水性リフォームパテW」で全面パテ処理を行ってください。但し、砂壁が脆くボロボロ落ちる状態の場合は、砂壁を落とした上で「水性リフォームパテW」で全面パテ処理してください。
防火壁装工事においては、下地への直貼りが原則です。「コアシート張り工法」は重ね貼りとなるので、不燃認定は取れません。既存クロスを裏紙も含め下地から剥がした上で施工いただく必要があります。