糊付機の施工中、機械本体壁紙供給側の送り出しロールと検尺ロールで挟み込んで壁紙を固定しています。
一方幅方向の裁断地点は壁紙排出側のカッター定規部で裁断します。
壁紙の裁断時は左右均等に張った状態で裁断しないと壁紙の進行方向に垂直には裁断出来ませんので、糊タンク全面とカッター定規に左右たるみの無いよう、仮止めをして裁断して下さい。
糊の流動の悪いと糊上げロールから糊ロールにかき上げる量に流動する量が追いつかず、糊付中に糊のかすれが生じます。
糊付け機に糊を継ぎ足しで使用される場合は、糊タンクの壁面から順に糊が締まった状態になり、症状が出やすくなります。
糊付け機を使用の際は、毎回糊タンクを糊を一旦、からにして入れ直す事をお勧めします。
糊付け機のにカットテープをセットして施工する場合、ナラシロールに通して壁紙と同時に糊付け機から排出されます。
ナラシロールは壁紙の排出速度より多少早めの回転速度のため、カットテープとナラシロールの間に糊が入り込むと、ナラシロールの回転速度で糊付機から排出され、カットテープにダブつきが生じます。
また、テープ側板の両端からの締め込み圧が大きいと、壁紙に付いた糊の粘着ではカットテープ原反が転がらず、突っ張りが生じます。
カットテープをセットして施工の場合はナラシロールのカットテープとの接触面をきれいし、テープ側板の左右の締め圧を調整して下さい。
糊付け機の引き上げる力は壁紙裏面と送り出しロールの摩擦力で引き上げています。
送り出しロール表面がツルツルになっている場合は、糊が表面に付着して固まっている状態の可能性が有りクリップ力が著しく低下しています。
その場合は、中性洗剤とナイロンスポンジ等で洗って下さい。
グリップ力が復活いたします。
壁紙が糊付け中に蛇行する場合やシワになったりした場合はスリッターで耳を裁断しますと耳幅が一定にならず、突きつけ施工が綺麗に仕上がりません。
機械が正常な状態であっても、壁紙が機械に正しくセットされていないと壁紙が糊付中に蛇行する可能性が有ります。
スリッター刃の裁断位置を左右均等にセットし、原反のセット時はクロス側板で両端からしっかり挟み込んで、機械に通す場合も左右たるみの無いよう、原反の転がりを押さえながら機械の手前から引っ張りながら上フタを締めてセットして下さい。
塗布されている油は防錆油であり、すべりや切れ味を目的としたものではありません。防錆紙に吸われたり、蒸発、油が偏ったりして一部油が切れているように見える場合はありますが、表面には防錆成分が残っていますので、保存上の問題はありません。
地ベラ、パテベラは、薄板を木製柄にリベット等で固定している構造上、わずかな湾曲、個体差がございます。ご購入の際はあらかじめご了承願います。尚、現在販売している製品については実用上の影響がほとんどない程度の状態と考えています。
充電池式集塵サンダー「楽雷」をぜひおすすめします。ホース&コードレスで、通常のハンドサンダーに近い操作性で手軽に室内の汚れを軽減できます。
ご使用中に、離型紙のみを巻き出して切ってしまったものと思われます。不良品ではございません。両面テープ部分のみを1周巻き出してカットした後、離型紙と両面テープを一緒に巻き出していただくと元に戻ります。
通常の右利き用のはさみを使い慣れている左利きの方が初めて使われた場合、切るときの指の力の向きが逆になるため、切れ味が悪く感じる場合があります。刃どうしが当たる方向に少し力を加えながら切るとうまく切れます。